カッター (FC) は 4シームより 3〜5 mph 遅い 88〜93 mph 帯で、打者の手元 (15〜30 cm 程度) で投げ手と逆方向に曲がる。スライダーほどの大きな曲がりではないため、打者に「直球」と誤認させやすい。
代表格はマリアノ・リベラの一球種特化型キャリア。ダルビッシュ有や山本由伸も使用比率を年々上げており、4シームの被打率を抑える「補完球」として機能する。
上原浩治もカッターを使い分けて長打抑制を実現。被打球はバットの先か根元 (詰まり) になりやすく、Hard-Hit% を低く保てるのが利点。
Statcast 上は FC で表記。回転軸は 4シームに近いがわずかに傾き、Spin Efficiency が下がることで横変化が生まれる。Stuff+ では「球質が良くも悪くもない」と評価されることが多いが、Location+ で価値が出るタイプ。
→ 関連: 4シーム / スライダー / Stuff+ Location+