今永昇太のスプリッターは2026年、被打率.175・空振り率41.9%という卓越した数字を残している。MLB平均の空振り率が28%前後であることを考えると、トップクラスの決め球だ。

特筆すべきはHard-Hit率の低さで、わずか20.0%。打者が振りに行ってもバットに当たらず、当たっても打球は上がらない。

要因の一つは4シームとの球速差とトンネル効果だ。4シームと同じ軌道から落ちるため、打者はスイングの判断が遅れる。

シーズン後半にかけて、対左打者の被打率をどこまで抑えられるかが注目点となる。現時点で対右打者には完全に機能している。